他にはないここだけの老人ホームを目指し、地域と老人ホームを繋ぐためにデザインに出来る事は何か、施設のセオリーを持たない私たちがここでやるべき事は何か、それらを模索し続けたプロジェクト。福祉大国である北欧のデザインをベースに、ホテルのエントランスに見立てた1Fには地域の人と入居者が繋がることのできるカフェや開放スペースが併設され、完成前に想像していた以上にお年寄りから子供まで、皆が集う場となっている。あえて商業的な要素をきちんと表現することや、素材使いやディテールで施設感を遠ざけ、誰もが気軽に立ち寄りたくなる地域のための老人ホームが完成した。
Category: welfare facilities
Location: Osaka
Date: November.2015
Cooperation: SOGO DESIGN/ACTUS/DAIKO electric
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設計・監理:株式会社日比野設計 福祉施設研究所
インテリアデザイン:株式会社 FFA